04828-170716 Scrapboxは段落移動が簡単で編集しやすい
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Scrapboxが他の環境より文章を書きやすい、扱いやすい理由はいくつかあります。ブラケット（[ ]）で文字列を囲むことによって簡単にキーワード化・リンク化されて他の文書と繋がる機能により「整理不要」「分類不要」がその本質ですが、実際に文章を書いていく際にはそれ以外の細かい使い勝手がありがたい。 中でも特筆すべきは段落移動の簡便さ。control+矢印キー（↑・↓・←・→）によって段落を移動できます。段落全体を選択する必要なく、カーソルがある段落全体が移動してくれます。おかげで文章の編集だけでなく、リストの上下入れ替えや左右インデントがとっても楽。
例えば、やることリストからやったことリストへの項目移動。shioの場合、学生からの論文添削依頼にコメントしてから、添削済みに移動するときに重宝。
Scrapboxは学生からの論文の「提出」も教員からの「返却」も必要ない。書いた時点でリアルタイムに共有されているからです。明らかに過去最速の論文添削環境です。その添削が完了したことを知らせるために、添削依頼の段落を同じページの下部に作った添削完了リストに移動してコメントするだけでOK。
複数の段落を一緒に移動したい場合は、範囲指定すればいい。
その範囲指定に関しては、controlキーと同じくらい重宝なのがshiftキー。Scrapboxを使い始めてからというもの、文字列の選択にはshift+矢印キー（↑、↓、←、→）を常用しています。マウスやトラックパッドでポインタを動かして範囲指定するよりずっと早い。control+A,E,F,B,P,N,D,Hと併用するからさらに楽。 ただし、iPhone/iPadに外部キーボードを接続している場合、Scrapbox上で矢印キー（↑・↓・←・→）によるカーソル移動ができません。iPadをメインに使っている学生たちが困っているとTwitterに書いたところ、開発者の方から丁寧なコメントをいただきました。どうやらiPhone/iPadでブラウザ上の文字列に関して矢印キーによるカーソル移動が効かないのは、iOSのバグないし仕様とのこと。Appleの改善を待つか、iOS 11に期待することにします。 〈写真はSIGMA dp1 Quattro〉
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